静岡社会健康医学大学院大学
聴覚・言語領域
Hearing & Language Studies,  Shizuoka-SPH

ニュース・お知らせ

聴覚・言語領域について

音声言語によるコミュニケーションは、人と人、人と社会をつなげる重要な要素です。聴覚のはたらきは、新生児から高齢者に至る生涯の精神的健康や社会参加のあり方にかかわります。この領域では、聴覚・言語にかかわる専門的な教育・研究(きこえと脳の仕組み、各世代に対する聴覚補償のあり方、言語発達、認知の過程など)をとおして、高度な機能評価と適切な介入から社会健康医学の一翼を担うとともに、その分野をリードする専門人材を育成します。

聴覚の医療・療育に携わる方(医師、言語聴覚士など)が、その活動の中で出会うさまざまな「聞こえの困難」の問題を理解し・支援しようとする際には、その答えは必ずしも教科書に書かれていません。科学的な学識に基づいて問題の本質を見抜き、自ら問題解決に向けてアプローチする力を養うのが領域の教育課程の目指すところです。

当領域では、静岡県立総合病院「きこえとことばのセンター」などの外部機関とも密接に連携しながら研究・教育を行っています。本学では医療・療育の関係者が働きながらでも学修できるように制度が設計されています。医療・療育の関係者に限らず、聴覚・言語の学術的な知識を習得しようとする学生も歓迎です。

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